札幌で家の売却は何から始める?最初の1週間でやること7ステップ
2026.09.08札幌で家の売却を考え始めたとき、最初にやることは次の3つです。
1. 「なぜ売るのか」「いつまでに売りたいか」を決める
2. 権利証・固定資産税の納税通知書・住宅ローンの残高が分かる書類を集める
3. 不動産会社に査定を依頼し、売れそうな価格と期間を知る
この3つが済めば、仲介にするか買取にするかの判断ができ、その先の流れは不動産会社が案内します。この記事では、札幌市で2002年から不動産の買取・売却に携わる株式会社レックが、家の売却を「思い立ってから引き渡しまで」の7つのステップに分けて解説します。
家の売却は全体で7ステップ、期間は仲介で3〜6ヶ月・買取で2週間〜1ヶ月
まず全体像を示します。
| ステップ | やること | 目安時間 |
| 1 | 売る目的と期限を決める | 1日 |
| 2 | 書類を集め、ローン残高を確認する | 1週間 |
| 3 | 相場を調べ、査定を受ける | 1~2週間 |
| 4 | 仲介か買取かを決める | 数日 |
| 5 | 媒介契約(仲介)または買取契約の条件調整 | 1週間 |
| 6 | 売り出し・内覧・買主決定(仲介のみ) | 2~4ヶ月 |
| 7 | 売買契約・残金決済・引き渡し | 1~2ヶ月 |
ステップ1〜4が「売主が自分で動く部分」で、ここまでを最初の2〜3週間で終えると、その後がスムーズです。

ステップ1:売る目的と期限を決める
最初に決めていただきたいのは、価格と期限のどちらを優先するかです。
・住み替え・転勤・相続の期限など「いつまで」が決まっている → 期限優先
・特に急いでいない、少しでも高く売りたい → 価格優先
期限優先なら買取や「仲介+期限を切って買取に切り替え」、価格優先なら仲介が基本になります。この軸が決まっていないと、査定を受けても方法を選べず、時間だけが過ぎてしまうことが多いです。
ステップ2:書類を集め、住宅ローンの残高を確認する
査定と売却で使う主な書類は次の通りです。すべて揃わなくても査定は始められますので、あるものから集めてください。
・登記識別情報(権利証):所有者の確認に使う。紛失していても売却は可能(司法書士の本人確認手続きが必要)
・固定資産税・都市計画税の納税通知書:評価額と税額の確認に使う
・住宅ローンの返済予定表または残高証明:売却代金で完済できるかの確認に使う
・建物の図面、建築確認済証・検査済証:あれば買主への説明がスムーズになる
・マンションの場合は管理規約、長期修繕計画、直近の総会議事録
・購入時の売買契約書:税金の計算(取得費)に必要
特に大事なのは住宅ローンの残高です。売却代金で完済できなければ、不足分の準備が必要になり、売却方法そのものが変わります。
ステップ3:相場を調べ、査定を受ける
自分で相場を調べる方法は、国土交通省の「不動産情報ライブラリ」で近隣の実際の成約価格を見る、不動産ポータルサイトで似た条件の売り出し価格を見る、の2つが手軽です。ただし、売り出し価格は成約価格より高めに出ていることが多いため、参考程度に見てください。
その上で不動産会社の査定を受けます。査定には、書類と写真で行う「机上査定」と、実際に家を見る「訪問査定」があり、売却を具体的に考えているなら訪問査定をおすすめします。査定は無料で、結果は数日〜1週間程度で出るのが一般的です。
査定を受けるときは、「仲介で売った場合の想定価格」と「買取した場合の価格」の両方を聞いておくと、次のステップの判断が一度でできます。
ステップ4:仲介か買取かを決める
| 仲介 | 買取 | |
| 買主 | 一般の個人など | 不動産会社 |
| 価格 | 相場に近い価格を狙える | 相場より低くなることが多い |
| 期間 | 3〜6ヶ月 | 2週間〜1ヶ月 |
| 仲介手数料 | かかる(3%+6万円+税が上限) | かからない |
| 内覧 | 必要 | 担当者の現地確認のみ |
| 売却後の責任 | 契約不適合責任を負うことが多い | 免責にできることが多い |
「高く売りたいが急いでいない」なら仲介、「期限がある・築古で仲介では売りにくい・内覧や近所に知られるのを避けたい」なら買取が向いています。両方を組み合わせて、一定期間仲介で売り出し、売れなければ買取に切り替えるという方法もあります。
ステップ5〜7:契約から引き渡しまで
仲介の場合は、不動産会社と媒介契約を結びます。1社に任せる「専任媒介」「専属専任媒介」と、複数社に依頼できる「一般媒介」があり、それぞれ報告義務やレインズ(不動産会社間の情報ネットワーク)への登録義務が異なります。
買主が決まったら売買契約を結び、手付金を受け取ります。契約から1〜2ヶ月後に残金決済を行い、代金の受領・ローンの完済・所有権移転登記・鍵の引き渡しを同日に行って売却完了です。
買取の場合はステップ6がなく、価格と引き渡し日を決めたらそのまま契約・決済に進みます。株式会社レックの買取では、お問い合わせから引き渡しまで2週間〜1ヶ月程度が目安です。
売却で最初につまずきやすい3つのポイント
これまでのご相談で「最初にここで止まってしまった」というケースが多い点を挙げます。
1. 名義が自分ではない:親名義のまま、相続登記が未了、夫婦共有など。名義人全員の同意と手続きが必要で、相続登記は2024年4月から義務化されています
2. 住宅ローンが残債超過:査定額より残高が多い場合は、自己資金か住み替えローンの検討が必要
3. 家の中に荷物が多い:仲介では内覧の印象に影響し、買取でも残置物の処分費用が価格に反映されます。処分は自分で行う方が費用は抑えられます
よくある質問
Q. 査定を受けたら必ず売らないといけませんか?
A. いいえ。査定は無料で、売るかどうかは結果を見てから決めて構いません。「相場を知るためだけ」の査定も一般的です。
Q. 複数の不動産会社に査定を依頼してもいいですか?
A. 問題ありません。ただし、査定価格が高い会社が良い会社とは限りません。仲介の査定価格は「売り出し価格の提案」であり、売れる保証ではないためです。根拠の説明が具体的かどうかで判断してください。
Q. 家を売るのに費用はいくらかかりますか?
A. 仲介なら仲介手数料(売買価格の3%+6万円+消費税が上限)、印紙税、抵当権抹消費用が主な費用です。買取なら仲介手数料はかかりません。売却益が出た場合は譲渡所得税がかかりますが、自宅なら3,000万円特別控除で非課税になることが多いです。
Q. 札幌で家を売りやすい時期はありますか?
A. 転勤・進学で人が動く1〜3月に買主の動きが活発になります。この時期に売り出すには、前年の11〜12月に準備を始めるのが理想です。ただし、買取であれば時期の影響はほとんどありません。
まとめ
札幌で家の売却を始めるときは、「目的と期限を決める」「書類とローン残高を確認する」「査定を受ける」の3つが最初の一歩です。ここまで進めば、仲介か買取かの判断ができ、あとは不動産会社が流れを案内します。
株式会社レックでは、査定の段階で仲介・買取の両方の価格をお伝えし、ご事情に合った方法をご提案しています。「何から手をつければいいか分からない」という段階からで構いませんので、お気軽にご相談ください。の家がいくらで、いつまでに売れそうかを知りたいという段階でも構いませんので、お気軽にご相談ください。
監修:大友 涼(宅地建物取引士 第023280号)/株式会社レック(北海道知事免許 石狩(5)第6789号)
札幌市中央区南一条西24丁目1-6 レクシブ裏参道7F|2002年創業、札幌市を中心に不動産の買取・売却・管理を行っています。
※税金に関する記載は執筆時点の一般的な制度の説明であり、適用の可否は個別の事情により異なります。最終的な判断は税理士または税務署にご確認ください。

