内見チェックポイント
賃貸物件の内見の際には、様々な注意点が存在します。とはいってもどのような点に注意すればいいかは分からないものです。
いざ住み始めてから後悔しては手遅れになってしまうので、内見時の注意点を改めて確認していきましょう。
1.部屋の広さ
図面で見た広さと、実際に部屋で感じる広さは窓・天井の高さ・柱の位置などの理由によって違ってきます。
又、引っ越し時の家具・家電が通る導線、配置を確認しましょう。(メジャーを持参していくとベターです)
最近ではドラム式洗濯機を使っている方も増えていますが、扉の広さや洗濯機置き場の大きさ次第では入らない場合もありますので注意が必要です。
2.家具・家電を搬入できるか
部屋の広さを確認して、家具・家電が入ることが分かったら、次は搬入経路の確認をしましょう。
引っ越しの時に、ドアの幅や通路の曲がり角が原因で大きな家具が部屋に運べないことがあります。
引っ越し前の部屋からの搬出が終わって、「さあいよいよ」といったところで躓いてしまうのは自分の負担にもなりますし、引っ越し屋さんにも迷惑をかけてしまうことになります。
大型の家具・家電を運ぶ為に必要な幅・奥行を事前に確認してから内見に臨むと手間が少なく済むのでおススメです。
3.携帯電話の電波は良好か
現代社会で新たなインフラである携帯電話。休みの日は一日中スマホとにらめっこしている方も多いのではないでしょうか。
インターネット上では建物の条件として携帯の電波の状況を確認することはできません。必ず自分が現地で確認する必要があります。
最近だとそこまで電波が悪い物件も多くはないですが、「少しでも遅いのは嫌だ」「自宅で仕事している、仕事でスマホを使う」という方は気を付けてください。
注意点としては、雨や雪の日です携帯の速度が遅くなる場合があります。
悪天候の際は天気を考慮にいれて、電波の良し悪しを確認しましょう。
4.日当たりは良好か
生活していく上で大切になってくるのが日当たりです。
日当たりは、部屋の向きや、隣の建物等の様々な影響をうけます。
時間帯によって日当たりは変わってくるので、可能であれば朝・昼・夕方に日当たりをチェックしてみましょう。
日当たりの良い部屋に暮らしていると、日々の気分も上がり易くなります。ハッピーな生活を送るためにも必ずチェックするようにしましょう。
5.ドア・窓の建付け
部屋を借りていて、ドアや窓がガタついていたり、うまく閉まらない経験がある方も多いのではないでしょうか。
小さなことですが、日々の小さなストレスになってしまいますよね。
建物は時間が経つにつれて少しづつ歪んでいってしまうものです。その為、築年数の古い物件ほど注意が必要です。
いい物件に出会った際には、開閉機会の多いドア・窓は開閉するようにしましょう。
6.気になる傷・汚れはないか
床・壁に気になる傷や汚れがないかを必ず確認しましょう。水回りのカビも確認が必要です。不動産会社が見落としている場合もありますので注意しましょう。
基本的には、気になる箇所は写真を撮って不動産会社に伝えておけばOKです。どうしても気になる場合は、対応できる可能性もありますのでその旨を伝えましょう。
内見の際に細かく見る方は少ないと思いますので、退去の際にトラブルに発展しない様、契約前までにはチェックするようにしましょう。
7.コンセント・TV線の位置
コンセント・TV線の位置によって家電の配置が決まってきます。
部屋の家電の配置は部屋の雰囲気を大きく左右しますので、コンセント・TV線の位置が配置イメージの障害になっていないか確認しましょう。
8.備え付けの設備
内見するお部屋によっては、エアコンやコンロが備え付けられていない場合があります。
北海道では、築年数が古いものだとエアコンのない物件が多数見られます。
北海道も最近は夏になるとエアコンがないと過ごしにくい場合も多くなってきたので、エアコンがついているか、ついていない場合はつけてもらうことは可能かを不動産会社に確認しましょう。
まとめ
内見時のチェックポイントいかがだったでしょうか。
気に入ったお部屋があった際には、以上のことを理解して入居するようにしましょう。
お部屋探しをされる皆さんの参考になりましたらうれしいです。